2009/02/13

連続再生(ループ)するDVDを作る

どーも、僕です。

今回はお父さんの要望により1タイトルをDVDから抜き出してそれをループさせるDVDの作り方講座です。

流れはこんな感じ。

①既存のDVDから欲しいタイトルを選び、その部分のファイルをリッピング。
②新しいIFOファイルを作る。
③ループするようにIFOファイルを一部書き換える。
④イメージファイル(.iso)の書き出し。
⑤Deamon Toolsで出来具合を確認。
⑥DVD Dycripterで焼き。

DVDは色々難しいです。詳しいことの続きはウェブで(調べてください)!

①欲しいタイトルのリッピング
1. DVD Shrinkを起動する(ダウンロードはこちらから)。

2. 「ディスクを開く」をクリック。

3. DVDが入っているドライブを選択して「OK」をクリック。


4. 「再編集」をクリック。


5. 欲しいタイトルをドラッグアンドドロップ。映像を確認したい時は再生ボタン(①のボタン)をクリックで見ることができる。


映像の長さを編集したい時は②ボタンをクリックする。
以下のようなダイアログが表示されるので、開始フレーム、終了フレームを指定して「OK」をクリックする。


6. 「バックアップ!」をクリック。


7.「出力先デバイスの選択」は「ハードディスクフォルダ」を選択。
「DVDファイルの出力先フォルダを選択」は適当なフォルダを作っておいてそれを選択。
上記2つの選択が完了したら「OK」をクリック。


以下のようなダイアログが出てきて作業が始まる。


「ビデオプレビューを有効にする」のチェックをはずすと作業が早くなるかも。


8. 終了すると以下のダイアログが出てくるので「OK」をクリックする。



保存したフォルダ内に「AUDIO_TS」「VIDEO_TS」フォルダが作成され、「VIDEO_TS」フォルダ内には「.IFO」、「.BUP」、「.VOB」ファイルが作成されている。「.IFO」と「.BUP」ファイルは全部捨てて、「.VOB」ファイルのみにする。「.IFO」「.BUP」ファイルは新しく作り直します。

②IfoEditで新しいIFOファイルを作る。

1. IfoEditを起動する(ダウンロードはこちらから)。

2. 中央下の「Create IFOs」をクリック。


3. 「VTS_01_0.IFO PGC options」は「Create 1 PGC only」を選択する。
「VTS_01_0.IFO Chapter options」は「Create Chapter for each Cell」を選択する。
「1st VOB of Title-Set」には作成したVOBファイルを選択する。
「Same as source」にチェックを入れる。
「OK」をクリックする。


以下のようなダイアログが出てくる。


これで新しい「VIDEO_TS.IFO」、「VTS_01_0.IFO」、「VIDEO_TS.BUP」、「VTS_01_0.BUP」ファイルができました。

③ループするようにIFOファイルを書き換える。
1. 「VTS_01_0.IFO」の下位層の「VTSPGCITI」下位層の「VTS_PGC_l」をクリックする。


2. 「There is no PGC Command Table」という行を見つけて右クリックし、「Add PostCommand」を選択する。


「Post Command」という行が作成される。


3. 「Post Command」の行を右クリックし、「Edit Command」を選択する。
「Command:」は「(Jump_VTS_TT) Jump to Title in this titleset」を選択する。
「Title No:」は「1」を選択する。
「OK」をクリックする。


4. 左下の「Save」をクリック。
重ね書きをたずねてくるので、「はい」をクリックする。


④イメージファイル(.iso)を作成する。
イメージファイルとは簡単にいったらDVDをそのまんま丸々コピーしたようなものです。毎回直接DVDディスクに焼いていたのでは大変なので(失敗があるから)イメージファイルを作って完璧なものができてからディスクに焼きます。

1. DVDShrinkを起動する。
「ファイルを開く」をクリックする。
「VIDEO_TS」の親ディレクトリを選択して「OK」をクリックする。


2. 「バックアップ!」をクリックする。
「ISO イメージファイル」を選択し、出力先を選択して「OK」をクリックする。


以下のようなダイアログが現れる。


これでイメージファイルが完成です。

⑤Daemon Toolsで作成したイメージファイルを確かめる。
Deamon Toolsは仮想ドライブでイメージファイルを再生してくれるソフトウェアです。あたかもDVDドライブにDVDを挿入したような働きをしてくれます(ダウンロードはこちらから)。

1. 右クリックをして「Virtual CD/DVD-ROM」→「Device 0:[ドライブイニシャル:] No media」→「Mount image」を選択する。


作成したイメージファイルを選択し「開く」をクリック。
後はDVDを入れたときと同じ動きをコンピュータはします。DVDを再生できるソフトウェアで再生してちゃんとループするか確認してください。

確認が終わったら右クリック「Virtual CD/DVD-ROM」→「Unmount all drives」を選択してください。いつまでも仮想ドライブの中にイメージファイルが入っていることになってしまいます。


⑥DVD Decrypterでイメージファイルを焼く
このソフトウェアもかなりいけてるフリーソフトウェアです。色々できますがここでは焼く説明のみで(ダウンロードはこちらから)。

1. DVD Dycrypterを起動します。

2. 「Mode」→「ISO」→「Write」を選択します。


3. イメージファイルを選択します。


4. DVDRをドライブに入れてください。準備が整うと矢印が緑色になります。

この矢印部分をクリックすると焼きが始まります。


今回の方法で1タイトルならできるのですが、複数タイトルはうまくできませんでした。そのうちまた挑戦してみます。
DVDの情報ってたくさん巷にあると思うのですが、詳しいIFOファイルに関するサイトはなかなかないようです。やっぱりプロの領域なのでしょうか!?

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